“つくって伸ばせるソロプレナー”を目指す、AXSC Batch3の成果発表会を開催しました

2026年7月22日(水)、SHIBUYA STARTUP OASISにて、AXSC Batch3(3期生)のDemo Dayを開催しました。
AXSCは、AI ✕ 01(ゼロイチ)スキルを身につけて、“つくって伸ばせるソロプレナー”を目指すアクセラレータープログラム & サードプレイスです。
今回のDemo Dayでは、受講生によるプロダクトデモ・ピッチに加え、最前線で新規事業開発やAIプロダクト開発に取り組むゲストによるキーノート、審査員からのフィードバック、そして参加者同士の交流を行いました。
会場は決して大規模ではありませんでした。
ただ、その分、一人ひとりの問い、プロダクトへのフィードバック、起業に向き合うリアルな熱量が濃く交差する場になりました。
「つくったものを発表する場」ではなく、
「ここからどう伸ばすのか」を問う場。
それが、今回のAXSC Batch3 Demo Dayでした。当日の投影スライドをご希望の方は、以下のフォームよりお申し込みください。
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アーカイブ動画はこちら
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1┊AXSC Report:175日間の学びと成果を振り返る

19:00からは、Axla Inc. Founder & CEO 川原ぴいすけによる「AXSC Report」からスタートしました。
AXSC Batch3は、2026年1月末から始まった約175日間のプログラムです。
受講生はこの期間を通じて、AIを活用しながら、事業アイデアの創出、顧客課題の深掘り、ビジネスモデル設計、仮説検証、MVP開発、ブランド設計、ピッチデッキ制作までを一気通貫で学びました。
今回のBatch3では、新たに「AI駆動開発」の授業を本格導入。
教材量は過去最大級となる2,323スライド。授業動画は約40時間。さらに、AI駆動開発だけでも約18時間超の学習量となりました。
ただし、AXSCが重視しているのは、教材量そのものではありません。
大切なのは、AIを使ってアイデアを形にするだけでなく、
仮説を立てる
MVPをつくる
顧客に見せる
反応を測る
学びを反映する
もう一度つくる
というBuild - Measure - Learnのサイクルを、自分の手で回せるようになることです。
Demo Day冒頭では、Batch3の学習投下量、行動量、アウトプット、成果、そして次の課題が共有されました。
特に開発面では、受講生によるMVP開発において、以下のような成果が生まれています。
平均実装規模:2,011行
開発サイクル:最短1日〜12日
平均マージ済みPR数:50.5件
平均Closed Issue数:46.5件
平均自動テストPASS数:216件
平均テストコード:3,886行
単にAIで早くつくったのではなく、Issueを切り、Pull Requestをつくり、TDDでテストを書き、CI/CDを通しながら、リリース可能な品質へ近づける開発プロセスを実践しました。
“AIでつくれる”だけではなく、
“壊さず改善できる状態をつくる”。
ここが、AXSC Batch3の大きな到達点でした。
※ 開発サイクルは実工数ではなく暦日ベースの参考値です。自動テストは実行ログ・GitHub履歴・CI結果に基づく品質証跡であり、独立第三者監査済み・完全品質保証を意味するものではありません。
2┊キーノート:「つくれる」は、スタートライン

19:25からは、林田 敦氏によるキーノートを実施しました。
林田氏は、株式会社スタメン Head of AI Strategy、株式会社STAGE 取締役CTO、株式会社GO TODAY SHAiRE SALON CTOなどを務め、新規事業開発とAIプロダクト開発の最前線で活動されています。
キーノートのテーマは、
AIで“つくれる”ようになった皆さんへ
── 新規事業の現場から伝えたい、生き残るゼロイチの条件
でした。
印象的だったのは、次のメッセージです。
「つくれる」は、もう武器ではない。
「つくれる」は、スタートライン。
勝負は、“つくった後”に移った。
AIによって、つくるコストは大きく下がりました。
しかし、顧客の痛みを見つけるコスト、信頼されるコスト、時間を積み上げるコストは下がっていません。
だからこそ、AI時代の起業家に必要なのは、プロダクトをつくる力だけではありません。
顧客に会うこと。
痛みを見極めること。
信頼を積み上げること。
そして、つくった後に伸ばし続けること。
キーノートは、AXSC Batch3の受講生にとって、Demo Day後の次の一歩を考える重要な時間になりました。
3┊AXSC Batch3 Pitch:2名の受講生がプロダクトを発表

19:50からは、AXSC Batch3の受講生によるピッチセッションを実施しました。
今回登壇したのは、以下の2名です。
B302 Yuuki Yamamoto:これから犬を迎える人向けの、“迎えたあとの暮らし”が見えてから会いに行ける・日本版のGood Dogのような、新しい家族との出会いサービス
B303 Takafumi Fujii:営業管理職向けの、数秒のチェックで白黒判定と買替案を出してくれる・営業版のウィルスバスターのような、コンプラ違反を自動判定するサービス
それぞれ、6分間のピッチ、10分間のQ&A、4分間のスコアリングという形式で発表を行いました。
ピッチで問われたのは、プロダクトの完成度だけではありません。
本当にその課題は存在するのか
誰が最初の顧客なのか
なぜ自分がその事業をやるのか
どうすれば次の検証に進めるのか
事業として伸ばす構造があるのか
審査員からは、事業性、顧客理解、プロダクトの方向性、検証の進め方について、実践的なフィードバックが行われました。
AXSCでは、プロダクトをつくること自体をゴールにしていません。
つくったものを顧客に届ける。
顧客の反応から学ぶ。
事業として前に進める。
その意味で、今回のピッチは「完成発表」ではなく、次の検証に進むための公開レビューの場でした。

4┊ピッチコンテスト結果発表とClosing:Demo Dayは、顧客に会いに行く初日

21:20からは、ピッチコンテストの結果発表を行いました。
AXSC Batch3の最優秀スタートアップ賞に選ばれたのは、B303 Takafumi Fujiiさん。
現場経験に根ざした鋭い課題設定、顧客課題に対する解像度の高さ、そして仮説検証を通じて事業を前に進めようとする姿勢が高く評価されました。
特に、単なるアイデアやプロダクトの完成度だけではなく、「誰のどんな業務課題を、どのような構造で解決するのか」が明確であり、事業としての持続可能性が感じられる点が印象的でした。
AXSCが重視しているのは、綺麗なピッチをすることではありません。
顧客課題に向き合い、仮説を立て、検証し、学び、次の一手につなげること。
今回の結果発表は、まさにその姿勢が評価された時間になりました。
5┊結果発表とClosing remarksの後は、乾杯・交流会へ


Demo Day本編では、ピッチやキーノートを通じて多くの問いが投げかけられましたが、交流会ではその問いがさらに具体的な対話へと変わっていきました。
登壇者、審査員、参加者、受講生が近い距離で言葉を交わしながら、
「次に誰へヒアリングすべきか」
「どの仮説から検証すべきか」
「このプロダクトはどの市場に刺さりそうか」
「どの顧客接点から始めるべきか」
といった実践的な会話が生まれていました。
大規模なイベントではありませんでしたが、だからこそ一人ひとりの事業テーマに対して、具体的なフィードバックや接点が生まれやすい場になったと思います。
AXSCにとって、交流会は単なる懇親の時間ではありません。
受講生にとっては、次の顧客接点、協力者、検証相手に出会うための重要なBML(Build - Measure - Learn)の入口、つまり仮説検証の場です。
Demo Dayで得たフィードバックを持ち帰るだけでなく、その場で次の一歩につながる対話が生まれていたことも、今回の大きな価値でした。
6┊まとめ:ここからも、AXSCは伴走し続けます

今回のAXSC Batch3 Demo Dayは、約175日間の学びと実践をひとつの形として共有する場になりました。
受講生は、AIを活用しながら、アイデア創出、顧客課題の深掘り、MVP開発、ピッチ、フィードバック獲得までを実践。特にBatch3では、AI駆動開発を本格導入し、Issue、PR、TDD、CI/CDを通じて、品質を担保しながらプロダクトを前に進める経験にも踏み込みました。
スタートアップする上でのスキルは十分に取得できましtあ。一方で、スタートアップはここからが本番です。
つくったプロダクトを顧客に届け、反応を測り、学び、改善し続けること。AXSCはDemo Day後も、受講生一人ひとりが「つくれる」から「伸ばせる」ソロプレナーへ進化していけるよう、引き続き伴走していきます。
Startup Today!
今日、スタートアップしよう。
7┊AXSC Shortも企画中です
AXSCでは現在、AI駆動開発に特化した短期プログラム「AXSC Short」も企画中です。
AIを使ってアイデアを形にしたい方。
MVPを開発したい方。
つくったサービスを、顧客に届けて改善したい方。
そして、“つくれる”だけでなく、“伸ばせる”ところまで進みたい方。
今回のDemo Dayで見えた通り、AI時代に重要なのは、ただ早くつくることではありません。
顧客課題を見極め、仕様に落とし込み、テストで品質を担保し、実際の反応から学び続けることです。
AXSC Shortでは、そうしたAI駆動開発の実践知を、より短期間で体験できるプログラムとして設計していく予定です。
今後の情報については、ぜひAXSCの公式アカウントをフォローして続報をお待ちください。
このイベントに関するお問い合わせ
本件に関する詳細や、イベントの裏側について、随時取材リクエストを受け付けております。お気軽にご連絡ください。
Axla合同会社 広報担当
E-mail: pr@axsc.me
ぴいチョク(代表直接連絡): https://m.me/peaske.kawahara
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SHIBUYA STARTUP OASISについて
SHIBUYA STARTUP OASISは、「日本一オープンな、起業家カフェ。」というコンセプトのもと、渋谷駅徒歩5分に位置するコミュニティスペースです。起業家同士、先輩起業家、投資家との新たなつながりが自然と生まれる場、まさにスタートアップにとっての“ルイーダの酒場“のような場所となっています。名前の通り、起業家はあらゆるリソースを無料で利用することができ、まさに“OASIS”として機能しています。
https://startup-oasis.com
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