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2026年、AIは「質問に答えるツール」から、コードを書き、検証し、複数のタスクを実行するエージェントへと進化しています。

企業におけるAIエージェントの導入も進み、LangChainの2026年調査では、1,300人超の回答者の57%がAIエージェントを本番環境で利用していると回答しました。一方で、品質を主要な導入障壁とする回答も32%に上ります。AIは急速に実用化していますが、その使い方や検証方法については、まだ発展途上です。

そんな変化の中で開催されたのが、「AI狂いの会」Meetupです。

テーマは、Don't hold back. (出し惜しみするな)

競合だから、同業者だから、という理由で知見を囲い込むのではなく、実際に試していること、つくっているもの、うまくいかなかったことまで、可能な範囲で共有する。

AIの進化速度に対して、一人ひとりが抱え込んで学ぶには限界があります。

だからこそ、実践者同士で知識を開き、試行錯誤そのものを共有する。

今回のミートアップでは、そんな思想を象徴するような実践的な議論が交わされました。

AI狂いの会コミュニティはこちら


1┊AI狂いの会とは

「AI狂いの会」は、AIについて学ぶための一般的な会とは少し異なります。

背景にあるのは、AIの進化速度が、人間が個人で情報を追い続けることが難しい水準まで上がっているという現状です。

新しいモデルが登場する。

新しいエージェントが登場する。

開発環境が変わる。

昨日までのベストプラクティスが、数週間後には古くなる。

こうした環境では、知識を個人や企業の中だけに蓄積するより、実践者同士で共有しながらアップデートしていくほうが合理的です。

そこで掲げているのが、

Don't hold back.

というスローガンです。

「出し惜しみするな」という意味です。

もちろん、個人情報や機密情報を公開するという意味ではありません。

共有できる範囲で、自分が実際に試した方法、得られた結果、失敗、ノウハウ、開発プロセスをできるだけオープンにする。

同業者であっても、競合であっても、知見を共有する。

その結果として、参加者それぞれがより速く実験し、より高い水準のアウトプットを生み出せる状態をつくる。

それが「AI狂いの会」の基本的な考え方です。

オンラインコミュニティでは、毎日熱い意見交換がされています。※ ぴいすけ投稿のみ公開

2┊ミートアップで語られた内容

今回のミートアップでは、AIに関する抽象的な議論よりも、参加者が現在進行形で実践していることを中心に情報交換が行われました。

話題になったのは、AIを活用した開発や業務自動化、AIエージェントの活用、現在開発しているプロダクトなど。

なかでも特徴的だったのは、完成したサービスだけではなく、「現在どこまでできているのか」まで共有されたことです。

AIを使った開発の実践

AIコーディングエージェントを使った開発では、単純にコードを生成させるだけでなく、Issueの作成、実装、テスト、レビュー、CI/CDまでをAIを含む開発フローとして設計する動きが広がっています。

実際、2026年のAIエージェント調査では、AIはコード生成だけでなく、企画、テスト、レビュー、ドキュメント作成などソフトウェア開発ライフサイクル全体へ利用範囲を広げています。

今回の会でも、こうした「AIに何を書かせるか」から「AIを含む開発プロセスをどう設計するか」への変化が共有されました。

「リアルバリュー」出演の裏側

また今回のミートアップでは、直前に公開された経営エンターテインメント番組「REAL VALUE」で大きな注目を集めた、AI行動支援OS「Addness」も話題になりました。

当番組に出演した三上 功太さんも今回のAI狂いの会に参加していたので、自然とこの話題に。

実際にAddNeSSを見た参加者が、

・どこに価値を感じるのか
・どこがまだ伝わりにくいのか
・ChatGPTやClaudeなど既存のAIとの違いは何か
・「AIが行動を支援する」という体験をどう設計するのか
・どのユーザーに、どの瞬間に必要とされるのか

※ 当日の会話内容をもとに要旨したコメントです。

といった観点から、率直なフィードバックを交わしました。

スタートアップの聖地「道玄坂」にて

3┊今後の展望

「AI狂いの会」は、単発のミートアップで終わることを想定していません。

今後は、定期的なミートアップに加えて、AIを実際に使ってプロダクトや仕組みをつくるハッカソンなども開催していく予定です。

テーマを聞いて終わる。

事例を聞いて終わる。

それではなく、

その場で試す。
つくる。
共有する。
検証する。

というところまで踏み込む。

AIエージェントやAIコーディングが急速に進化する一方で、実際にそれを使いこなし、安定して運用できる人や組織はまだ限定的です。AIエージェントの本番利用が進む一方、品質や検証が依然として大きな課題になっていることも、そのギャップを示しています。

だからこそ、AI狂いの会では、実践者が実践知を持ち寄る場を継続的につくっていきます。

AIについて語るだけではなく、AIで何かをつくる。

そして、そこで得た知見をまた次の人へ渡していく。

その循環を、コミュニティとして大きくしていきます。

4┊まとめ

AIの進化速度は、すでに個人が一人で追い続けられる範囲を超えつつあります。

一方で、AIエージェントやAIコーディングの実用化は始まったばかりです。

つまり現在は、まだ誰も完全な正解を持っていない時期でもあります。

だからこそ、重要なのは知識を囲い込むことではなく、実際に試し、その結果を共有すること。

「AI狂いの会」が掲げる、

Don't hold back.

には、その意思を込めています。

出し惜しみしない。

実践したことを共有する。

失敗も含めて開示する。

そこからまた新しい実験が始まる。

AIが急速に進化する時代だからこそ、個人の知識ではなく、実践者同士の知識循環そのものを強くする。

それが、AI狂いの会の目指すところです。

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Axla合同会社 広報担当

AXSC Studioについて

AXSC Studio(アクスク・スタジオ)は、AI駆動アクセラレーター Axla Inc.が運営する、AI ✕ 01(ゼロイチ)に特化したスタートアップスタジオ。
Axla Inc.創業者・ぴいすけ(Peaske Kawahara)が大企業50社以上、スタートアップ600社以上に対して実践してきた01理論を基盤とし、AI駆動開発を採用し、その中核方法論としてスペック駆動開発を位置づけることで、事業仮説の定義から要件整理、プロトタイピング、検証、改善までを超高速に反復する開発体制を特徴とする。

これまでの開発・実証実績には、「IVS Map」、「NoMaps Map」、大手総合建設コンサルタント向けQAサービス、「Claude Tracker」、「じゃえん(JAEN)」、楽天商品抽出システム、「TECHFINDER」、「推し哲」、「APPOLO」 などがある。これらを通じて、イベント、業務支援、コミュニケーション、商品抽出、シミュレーション、コーチング、営業支援など複数領域で、AIを活用した0→1プロダクトの企画・開発・実証を進めている。

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